+小ねじ一覧
+なべ小ねじ一覧
あらゆる分野で幅広く締結に使用されているスタンダードな小ねじです。鍋をひっくり返したような頭部形状が特徴です。
なべ頭小ねじ、鍋ねじ、十字穴付きなべ小ねじ、ビス、ナベビス、パンヘッドねじ、Pan head screwとも呼ばれます。
参考JIS規格:JIS B 1111
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+皿小ねじ一覧
頭部上面が平らで、座面が円錐形状をした小ねじです。ねじの頭部を出っ張らせたくない場合に使用します。
締め付ける相手材にザグリ加工(皿もみ)を施す必要があります。
扉の蝶番(ちょうつがい)にもよく使用されています。呼び長さ(L寸法)は皿小ねじでは頭部からの長さを表します。
皿頭小ねじ、皿頭ビス、皿ねじ、皿ビス、フラットヘッドねじ、サラコ、十字穴付き皿小ねじ、Flat head screwとも呼ばれます。
参考JIS規格:JIS B 1111
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+丸皿小ねじ一覧
ねじ頭部にやや丸みがあり、座面が円錐形状をしたねじです。締め付ける相手材にザグリ加工(皿もみ)を施す必要があります。
皿小ねじは部材と面一になりますが、表面に何かを滑らせた時に凹み部分に引っかかることがあります。
このような場合に丸皿小ねじを使用することで引っかかりを防ぐことができます。
皿小ねじと比べると出っ張りますが、なべ小ねじと比べれば出っ張りを低く抑えた形状です。
デザインの観点から皿小ねじの代わりに使用されることもあります。呼び長さ(L寸法)は丸皿小ねじでは頭部のつば部分からの長さを表します。
丸サラ小ねじ、十字穴付き丸皿小ねじ、丸サラ、オーバルヘッドねじ、oval head screwとも呼ばれます。
参考JIS規格:JIS B 1111
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+トラス小ねじ一覧
球の上部分を切り取ったような頭部形状です。頭のアール形状が滑らかで締め付けた時にねじの外観が目立ちにくくなっています。
他の頭部に比べ外径が大きく座面の接地面積を広く取ることができます。
座面がめり込みづらい事から木材を締結する際に使用される事や、大きなものをしっかりと止めたい時に使用される事があります。
トラスねじ、トラス頭小ねじ、十字穴付きトラス小ねじ、トラスヘッドねじ、truss head screwとも呼ばれます。
参考JIS規格:JIS B 1111
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+バインド小ねじ一覧
上面に丸みを帯びた台形状の頭部形状です。
なべ小ねじに比べ10~20%ほど頭部径が大きくなっているため、接地面積を広く取ることができ座面の陥没を防ぐ効果があります。
頭部外形はなべ小ネジより大きく、トラス小ネジより小さくなっています。コンセントプラグの中の電線を締結する際や、締め付ける部材の取り付け穴を隠す際にも使用されます。
バインド頭ねじ、十字穴付きバインド小ねじ、バインディングねじ、binding head screwとも呼ばれます。
参考JIS規格:JIS B 1111
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+ツバ付小ねじ(カップスクリュー)一覧
なべ小ねじに平座金(座面大)とばね座金(ゆるみ防止)の2機能を加えたねじです。
ツバをカップ形状にすることで高いトルクで締付けができ、耐振動性が高まりゆるみ止め効果も増大します。カップスクリューは日東精工(株)の登録商標です。
ツバ付き小ねじ、特殊座ねじ、特殊頭部ねじ、フランジ型ねじ、ワッシャー一体型ねじとも呼ばれます。
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主な用途
- ・座金使用の締結からコストダウンを図りたい箇所
- ・ゆるみが心配で高い締付力を求められる箇所
- ・自動車、複写機、OA機器など
+低頭小ねじ(ラミメイト)一覧
超薄型頭部形状のねじです。ザグリ加工(皿もみ)、プレス加工が不要で頭部の出っ張りを抑えられるため、製造コストの低減に貢献し、薄板の締結も可能です。
締付け面を平面に近づけ、 製品の薄型、軽量化の実現をサポートします。頭部高さはJISなべ頭比35%です。特殊頭部ねじ、極低頭ねじ、スリムヘッド、低頭ねじとも呼ばれます。
ラミメイトは日東精工(株)の登録商標です。
※サイズラインナップはM2.6~M4となります。
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主な用途
- ・頭の出っ張りをなくしたい箇所
- ・外観をよくしたい箇所
- ・自動車、家電など