樹脂ワッシャー一覧
座金(ワッシャー)は小ねじやボルトなどを締め付ける際に座面と締め付け部の間に入れて使用します。座面の安定や緩み止め、材料の保護等の効果があります。金属と比べ軽量で、絶縁性にも優れています。金属ワッシャーで発生する錆の心配がありません。
平座金 / 平ワッシャー
一般的に「座金(ワッシャー)」というとこの平座金の事を指します。締め付ける相手材の穴径がねじに比べて大きい場合に、ねじ頭部の座面が平座金により広くなることで相手材との密着性を高め、ねじ頭部を安定させることができます。広い面積で部材を押さえつけるため、緩み止めにもなります。
丸座金、丸ワッシャー、plain washerとも呼ばれます。
参考JIS規格:JIS B 1256
EU-RoHS対応品 >>
ロゼットワッシャー
皿ねじ、丸皿ねじ用のワッシャーです。皿ねじを使用する場合、相手材に「サグリ(座ぐり)加工」をする必要がありますが、ロゼットワッシャーを使用することで加工をせずに皿ねじが使用できるため、作業工程を省く事ができます。装飾用途で使用されることもあります。POM(ポリアセタール)材を切削加工したロゼットワッシャーです。
山形座金、ローゼットワッシャーとも呼ばれます。
EU-RoHS対応品 >>
小ねじ用セットワッシャー
小ねじに組み込むことで、セット小ねじ(座金組込みねじ)のようにご使用いただけるワッシャーです。内径部の形状がねじ部と勘合することにより、ねじを取り外した際にワッシャーの脱落を防ぐことができるため、組み立て時の作業負担を軽減させることができます。
EU-RoHS対応品 >>
スラストワッシャー
軸受(ベアリング)のように、回転運動をする摺動部品に適しています。摩擦係数が小さいため、回転など接地面が摺動する箇所に使用し、滑りをよくさせるほか、異音の減少や可動部分の耐久性を確保できます。裏表がなく、両面とも同じ性能で使用できます。自動車部品各種、モーター、OA機器などの摺動部に使用されることがあります。
EU-RoHS対応品 >>
スラストワッシャー特集ページへ