TPOの材質解説
TPO(オレフィン系エラストマー)は塩化ビニール系・スチレン系とともに三大熱可塑性エラストマーと位置付けられ、 ポリプロピレン (PP)の中に、エチレンプロピレンゴム(EPDM,EPM)を微分散させた熱可塑性エラストマーです。 常温ではエラストマー(弾性体)であり、ゴムのような性質を持ちながら一般のプラスチックと同様に成形加工のできる合成樹脂です。
摺動性、柔軟性、耐薬品性、電気絶縁性に優れており、 自動車部品、電気製品部品、建築、食品分野などに広く用いられています。
TPOの材料性質
項目 | 単位 | 試験法 | TPO |
---|---|---|---|
密度 | g/cm3 | ASTM D 792 | 0.863 |
メルト・インデックス | g/10min (190℃、2.16kg) |
ASTM D 1238 | 0.5 |
ムーニー粘度 | (ML1+4@121℃) | ASTM D 1646 | 37 |
デュロメーター硬度 | (ショア-A) | ASTM D 2240 | 63 |
DSC融点 | ℃ | ダウ法 | 47 |
ガラス転移温度 | ℃ | ダウ法 | -55 |
曲げ弾性 (2% Secant) |
Mpa | ASTM D 790 | 7.7 |
最大引張強度 | Mpa (508mm/分) |
ASTM D 638 | 6.3 |
最大引張伸び | % (508mm/分) |
ASTM D 638 | >600 |
※上記数値は代表値であり規格値ではございません。