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全ねじボルトとは? 用途や規格について解説

全ねじボルトとは頭部がなく全てがねじ部で構成されている部品のことです。
このページでは、全ねじボルトの規格について詳しく解説します。また、全ねじボルトの使い方や役割についてもご紹介します。

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全ねじボルトとは頭部がないねじ部品のこと

全ねじボルトは、寸切りボルトや長ねじボルトとも呼ばれるねじの一種です。一般的なねじには、製造過程で頭部にあたる部分が作られます。しかし、全ねじボルトには頭部の部分がなく、すべてが棒状になっています。

ほかのねじに比べて十分な長さを確保できるのが全ねじボルトの大きな特長です。頭部を作るタイプのねじはそれほど長い部品を作ることができません。しかし、頭部のない全ねじボルトであれば、数十センチ、あるいは数メートルという長さでの製造も可能です。

全ねじボルトの規格とは

全ねじボルトのサイズは規格によって細かく定められています。また、長さはLで表記されます。

長さ285ミリメートルに整えられた全ねじボルトは定尺全ねじボルト、長さ1,000ミリメートルに整えられた全ねじボルトはメーター全ねじボルトと呼ばれます。

ねじの呼び径はメートルねじの場合はMで、ウィットねじの場合にはWで表記されます。サイズはM3やM4、M5といった比較的小さなものから、M36やM42といった大きなものまで様々です。ウィットねじにはW1/4やW5/16、W3/8、W1/2、W5/8、W3/4などのサイズがあります。

全ねじボルトの主な用途とは

大きな全ねじボルトは主に建築資材として使用されています。コンクリート内に埋め込んで強度を上げる用途のほか、天井の構造や配線の固定、機器の吊り下げなどに使用されることもあります。
機器類設置の際に、機器を固定するアンカーボルトとして全ねじボルトを使うのも有効な方法です。細い全ねじボルトは工具を作る際や工作をする際に使用されています。椅子や棚のスタンド部分を固定するときにも全ねじボルトが役立ちます。

また、設計上ボルトの頭部が露出しないほうが都合の良いとき、長いねじの両側をナットで締め付けたいときなどにも使用することができます。

全ねじボルトは自社で加工して使用することもできる

使用するシーンに合わせて全ねじボルトの長さを微調整する必要がある場合、長いサイズの全ねじボルトを購入し、必要な長さに切断して使用する例もあります。長ナットと連結させることにより長さ調整も可能です。

ただし、グラインダーなどを使って全ねじボルトを切断すると、ねじ山やねじの始まる部分が潰れてしまい、ナットを入れようとしても上手く入らなくなるので注意が必要です。

こうした問題が起きたときには、グラインダーで縁の面取りをするか、専用の全ねじカッターを使うのもおすすめの方法です。 また、ナットを全ねじボルトに通したのちに切断するという方法であれば、切断面の処理が荒くなってしまってもナットが入らなくなる心配がありません。

全ねじボルトは用途に合った規格のものを使おう

全ねじボルトは、寸切りボルトまたは長ねじボルトと呼ばれる部品です。建築資材として使用されることが多いですが、家具の固定部分に使ったり工作に用いたりすることもあります。

頭の部分がなく棒状になっている全ねじボルトの良さは、用途に応じて柔軟に調整できる点です。必要な長さに切って使ったり、長ナットと連結させることにより長さ調整も可能です。

なお、当社の全ねじボルトの呼び径は金属製がM2~M6、樹脂製がM6~M12です。長さは数ミリ単位での取り扱いがあります。

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