インサートナット 圧入式【金属】一覧
プラスチック素材に金属のインサートナットを埋め込み、めねじ側の締結保持力を上げる製品です。
【3種類の挿入方式】
拡張方式・・・相手材を選ばず使用できます。インサートナットを相手の樹脂穴にローレットの先端部より圧入し、ポンチで拡張板を押し下げることにより先端が広げられローレットが樹脂に強固に食いつきます。薄い肉厚の相手材にも使用可能です。
圧入方式・・・インサートナットの汎用タイプです。熱を使用せず、ポンチやハンマーで圧入します。保持力、コストなどあらゆる面でバランスに優れた方法です。
熱圧入方式・・・樹脂穴にインサートナットをセットし、ハンダごてなどで熱を与え、樹脂を溶かしながら挿入します。熱を加えることで樹脂が柔らかくなり、
インサートナットを所定の位置まで簡単に圧入できます。
EU-RoHS対応品 >>
ダッヂインサート
- 使用方法:
- 圧入(先端部をポンチで拡張)
- 適合樹脂:
- 熱硬化性樹脂・熱可塑性樹脂
- 形状:
- 十字割り入り
- 特徴:
- 薄い肉厚の相手材にも使用可能
ビットインサート
- 使用方法:
- 熱圧入もしくは圧入
- 適合樹脂:
- 熱可塑性樹脂
- 形状:
- 一方向ローレット
- 特徴:
- 汎用タイプ
ウルトラサートⅡ
- 使用方法:
- 熱圧入
- 適合樹脂:
- 熱可塑性樹脂
- 形状:
- テーパー(先細)
- 特徴:
- セットしやすく熱伝導率が良い
ウルトラサートⅣ
- 使用方法:
- 熱圧入
- 適合樹脂:
- 熱可塑性樹脂
- 形状:
- 円筒状の非対称ローレット
- 特徴:
- 熱による相手部材の変形(ボス表面のひけ)が起きにくい