タッピンねじ一覧
ねじ自体が相手材にメネジを塑性成形することで、メネジ加工が施されていない下穴に直接締め付けができるねじです。下穴さえ開ければ締結できるため、作業工程を減らすことが出来ます。
タッピングねじ、タッピングスクリュー、タッピンビス、タッピングビス、セルフねじとも呼ばれます。
1種A型タッピンねじ
タッピンねじのスタンダードタイプです。ピッチはタッピンねじ2種(B型)に比べて粗くなっています。先端が尖っており、下穴中心の位置決め用ガイドと、ねじの食いつきを良くする役割があります。
【使用できる相手部材】薄板版(0.4~1.2mm)・ハードボード・木材・石綿
参考JIS規格:JIS B 1122
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2種溝付タッピンねじ
食い付きをよくするため先端がテーパー形状(絞られている)になっており、下穴の中心に真っすぐ締め込むことができます。ピッチはタッピンねじ1種(A型)より細かいです。溝付はねじ部先端を1/4カットしてあり、カット部が相手材を削る歯の役割をしています。切粉を外に逃がす役割もあります。
【使用できる相手材】薄板及び厚板(0.4~5.0mm以下)・非金属・熱硬化性樹脂・硬化ゴム
参考JIS規格:JIS B 1122
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2種ガイド付タッピンねじ
アルミサッシ組立用のねじです。アルミサッシの下穴を探りやすくするために、ねじ先端部分にガイドが設けられています。ねじピッチはタッピンねじ2種(B型)と同じです。
参考JIS規格:JIS B 1122
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ステンレス
2種タイプタッピンねじ
先端の2山から2.5山がテーパー形状になっており、ねじピッチはタッピンねじ1種(A型)より細かいです。RENYは、エンジニアリングプラスチックの中で最も高い強度と剛性を備え、耐油性や耐熱性にも優れています。金属の代替材料として自動車等輸送機部品、一般機械、精密機械部品、電気・電子機器部品、土木建築用部材などに用いられています。
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